車中泊における注意事項
真夏の車中泊

毎年日本では夏になると、エアコンの切られた灼熱の車内にお子さんが置いていかれ、脱水症状や熱中症などで亡くなってしまう、という痛ましいニュースを聞くことがあります。それだけ、真夏の太陽をガラス窓越しに浴び続けていると、車内の温度は50度を超えてしまうことも珍しくありません。

このように考えると、真夏の車中泊はエリアにもよりますが、あまりお勧めできない、もしくは慎重に行うべきだと言えます。もちろん夜は気温も落ちますが、エアコンを切っても快適に眠れるような温度までは下がらないですし、かといってエアコンを付けたままで車中泊するのは、身体にも環境にも好ましいとは言えません。

また、外からの風を車内に取り入れるために窓を開けたいと思っても、防犯上、眠りにつく際には窓を開けたままにするわけにはいきませんし、蚊などの虫対策も想像以上に大変なものです。このように考えると、やはり真夏の車中泊は、よほど高地で涼しい場所でおこなうか、暑さ対策に長けている車中泊上級者でないと、楽しむことは難しいかもしれません。初めて車中泊にチャレンジする方は、過ごしやすい秋か春から始めてみるのが好ましいでしょう。

真夏に車中泊をせざるを得ない場合は、いつもに増してこまめに水分を補給する事、保冷剤や氷枕、体感温度を下げる素材のマットレス、小型扇風機など、可能な限りの暑さ対策を事前に準備しておくことを忘れないでください。同じように、虫除けスプレーやマットなどがないと、痒くて眠れないという事にもなりかねません。