車中泊における注意事項
エコノミー症候群

数年前に、某日本代表スポーツ選手が患ったことで、多くの人がその名を知ることになったエコノミー症候群ですが、車中泊を頻繁にする人にとっても、他人事ではありません。実際中越地震の際には、震災で行き場をなくした被災者の方々が車中生活を続けていた結果、エコノミー症候群を発症し、亡くなってしまうというケースが続出したと言われています。

エコノミー症候群は、身体を動かし辛い環境の中で、水分補給を控えていると、血液がドロドロになってしまい、血栓ができてしまうという病気です。飛行機のエコノミークラスのシートに比べれば、大分広いスペースがあるとはいえ、車中泊もエコノミー症候群を誘発しかねない環境ですので、十分な水分を取る、そして意識的に時々は車外に出て身体を動かすことを意識するようにしましょう。

また特に女性に多いのですが、トイレに行く頻度を控えようとして水分補給を我慢してしまう傾向がありますが、これは上述の通り、決して良い事ではありません。実際中越地震による車中生活でエコノミー症候群を発症した割合は、女性の方が圧倒的に高かったそうです。自宅などに比べれば、あまり綺麗とは言えないトイレ施設しかない場合もありますが、自分の身体を元気に保ち、車中泊を楽しむためにも、水分補給はまめにするようにしましょう。エコノミー症候群について知らない方が一緒の場合には、事前にこのような知識を伝えておいてあげるのも大切です。