車中泊の基礎知識
暖房器具

車中泊をこれから初めて体験する方の中には、冬でも夏でも、車にはエアコンがあるのでそんなに暖房器具等に気を使う必要は無いものと考えている方がいるかもしれませんが、これは大きな間違いです。まず、初心者の車中泊の人気スポットである道の駅やサービスエリアなどにおいて、車のエンジンをかけたまま車中泊を行うことは、周りの迷惑になるのでマナー違反と見なされます。

また、冬場にストーブなどで暖をとろうとした場合、窓を閉め切った状態ですと、酸欠や一酸化中毒、そして火事の恐れもありますので、あまりお勧めできません。つまり、車中泊の際にエアコンを使わずに快適な車内温度を保つのは、簡単なことではないということです。逆に夏場においても、窓を開けていれば当然蚊などの虫が入ってきますし、そもそも窓を開けたままでは安心して眠ることなどできないでしょう。

防犯と護身の意味でも危険な行為です。このような事情から、季節に問わず、どのような対策で車内泊時の気温をコントロールするかを事前によく考えておく必要があります。寒さ対策としては、やはり登山用など、防寒機能の高い寝袋を使用する方が多いようですが、FFヒーターと呼ばれるガソリンを直接吸い上げて燃焼させることで、エンジンを止めても暖を取れるヒーターも人気があります。

燃費もよく、エコな商品ですが、価格が高いという難点があるようです。逆に夏場ですが、エアコンを切って窓を閉めることを考えると、真夏の車中泊を快適に過ごすのは至難の業と言えそうです。